テレワークで初めてのパパ飯!パルミジャーノレッジャーノで作る本場ローマのカルボナーラ
もくじ
コロナの影響で各都道府県から緊急事態宣言が出る前から
Kaeruは全社員自宅でのテレワーク(リモートワーク)に切り替えました。
働く場所が「外」から「自宅」に変わることで一番変わったことは「食事」
外だったら毎回昼は「外食」していたけど、
今は自宅で子供達もいるのでどうしても「自炊」になる。
我が家の場合は、ご飯は妻に頼りっきりだったので、まぁこれが大変
妻はライフラインである農産物や卵の配達をしているので、仕事に行ってていない。
料理経験が、何十年前に一人暮らししてた頃のたった1年ほどの
ド素人であるパパに全てが委ねられたことになる・・・
「料理なんて1年も経験があれば十分じゃない?」
と思う方もいるかもしれないが、そこは甘い推測である
「男は仕事!女は家事!」
という典型的な家庭で育った俺は、兄弟全員男というのもあって、
料理を手伝ったこともないし、興味も一切なかったので、普通常識で知ってるでしょ
ということを全く知らない世間知らずな奴なのだ。
どのぐらい知らないかと言うと
・料理本で調味料で「適量」って書かれてるだけで意味が分からずイライラする
・炊飯器がなかったので鍋で米を焚いていたが、その鍋がフタだった(フタにフタを被せていた)
・材料が一つないだけで、別のもので代用するアイデアがなく速攻で諦める
・本には平均的な作る時間が書かれているが、間違いなくいつも倍の時間がかかっていた
・食べたい料理を作るのではなく、作れそうな料理しか作らなくなるので永遠にレパートリーが増えない
もはやセンスがないし、成長もしないし、美味しいと思えたこともない
残念な料理経験の記憶だけがあった
それでも自炊しようと思った動機とは?
やっぱりかわいい息子たちのために、
なんとかおいしいご飯を用意してあげたい一心やった
自分一人なら、美味しくなくても多少我慢できるが、
小さい純真無垢なキラキラした目で「パパ、お腹すいた〜〜〜!!!」
って言われて奮闘しない親がいるか!!!てな具合に自分に喝を入れた
「ぜってぇ、おいしいって言わせてみせる、ホトトギス・・・」
初めてのパパ飯のメニューは・・・?
最初に作る料理だけは、実は既に心に決めていた
そう、俺も大好き、子供も大好き、みんな大好き『カルボラーナ』だ〜〜〜〜
昔、イタリアで食べたカルボラーナの味が忘れられなくて
何度も挑戦したけどついにあのコクが出せないまま諦めたままやった
日本のカルボナーラは牛乳(または)を入れて水っぽくてシャパシャパしてる
本場イタリアのカルボナーラは卵黄のみのパサついてるぐらいやのに超濃厚
どうせ作るなら、あのイタリアの味を再現してみたい
料理のセンスがない俺でも、挑戦しようと思えたのは、実はカンペがあったから
BuzzVideoっていう自分の好みのショート動画が見れるスマホアプリがあって
その中で、早送りで好きそうなカルボナーラの作り方の動画をお気に入りにしていたのだ
プラス、会社のメンバーには、料理の経験値が半端ない人たちばっかりやったので
コクを簡単に出すコツも聞いていて、もう作れる気満々やった
材料も、全て妻に買っておいてもらったので、必要な準備は完璧に整った
こんな時のために、俺専用のセラミックフライパンもAmazonで買っておいた
いざ作らん!濃厚イタリアンカルボナーラ
材料はたったこれだけ
・パルミジャーノレッジャーノ固形チーズ
・日本産のニンニク
・パスタ人数分(この時は2人分)
・ベーコン
・卵(沖縄みやぎ農園のEM有精卵)人数分(この時は2個)
・調味料はオリーブオイル、塩、こしょう、ブラックペッパー、コンソメ
まずは沸騰したお湯に塩をパラパラふって、パスタを茹で始める
ボウルに卵黄を入れて、上から固形チーズをたっぷり削って、
コンソメと塩を入れてかき混ぜておく
次にニンニクをみじん切りにして、
オリーブオイルで色目が変わるまで炒める
そのニンニクの中にベーコンを入れて軽く焦げ目がつく程度まで炒めて火を一旦止める
茹で上がったパスタを湯切りして、フライパンに入れてベーコンとかき混ぜる
その上から、卵黄とチーズの混ぜたものを入れてパスタと絡めてかき混ぜる
この時、鍋自体の粗熱が残っているので、
卵黄が少しドロっと固まりながらパスタに絡んでいくのがポイント
あとはお皿に盛って、さらに上から固形チーズを削って、
最後にブラックペッパーを少々いれて、いざ完成〜〜〜
息子にドヤ顔で「ご飯できたぞ〜!」
「おいしいかな?」「うまくできたかな?」「喜ぶかな?」
なんて内心はドキドキしながらも、顔はドヤ顔でパパもできるぞ感をアピール
久しぶりのパパ飯を見た息子のリアクションはこちら
もうなんとも言えないぐらいの良いリアクションしてくれるやないか〜い
パパは嬉しいぞ〜〜〜
パパ:「ほら、食べてみて」
息子:「いっただっきま〜っす」
しばらく無言でもぐもぐ食べている息子
息子:「うっま〜い!!!パパもなかなかやるやないか〜い!!!」
パパはもはや感無量。この一言を聞くためだけに頑張ってよかった。全てが報われた。
自分で食べても
ちゃんとコクのあるシンプルやけど濃厚なカルボナーラになってる!!!
本場の味がほんのりやけどちゃんと感じれた!!!
めちゃめちゃうまいやないか〜い!!!
めちゃめちゃうまいやないか〜い!!!
俺ってもしかして天才ちゃう!!!???
昔のセンスのない俺とはもうおさらばや
俺はもはや生まれ変わった
息子への愛情が俺を急激に進化させたに違いない
料理の基本はテクニックや経験やない
おいしいものを食べさせたい愛情こそ一番大事なんや
やっぱ愛やで愛!!!
しばらくはこの勘違いした自分に浸っていてもバチは当たるまい
家庭の中ではあまり役に立っていなかった世の中のパパたちよ、
今こそ立ち上がれ
料理のセンスのかけらもなかったど素人の俺が、
息子を喜ばせられる料理を作れたんやから、もはや誰でもできるはずや
ぜひ、料理を作って、妻と子供をビックリさせてあげておくれ
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